最近の日本は2011年の東日本大震災から各地域で大きな災害が目立ちます。
最近では北海道胆振東部自身があり、北海道全域で2~3日の停電、震源地近くでは大規模ながけ崩れが起き、家が倒壊したり、地盤沈下など北海道は災害が少ないと思っていた所に起きた大災害でした。
普段災害が少ない地域では対応をしておくという意識も薄く、いざという時の準備をしていない方も多いのではないでしょうか。
私自身も災害中は食料や飲料の確保などどうしていいか解らない中、家にあったカセットコンロを利用して食事やお湯を用意する事ができましたが、これが冬だったと思うと本当に恐ろしい事です。
そこで冬の停電や災害時に暖を取れる様に準備しておきたいグッズをご紹介いたします。
いざという時の為の参考になってくれたらと思います!
カセットガスストーブ
カセットガスストーブは、電気も電池も不要なカセットボンベを使用するストーブの事です。
これがあれば電気の無い所で暖を取る事ができます。
非常に暖かく外でも使えるので、持ち運んでどこでも使う事ができます。
通常時はキャンプなどアウトドアにオススメですが、非常時には室内でも使えて安心です。
カセットガスファンヒーター
こちらも電気も電池も不要でカセットボンベを使用するタイプのファンヒーターです。
カセットガスストーブ同様どこでも持ち運ぶ事ができ、非常に便利です。
外でも使えますが、ヒーターなので室内の方が向いています。
いざという時の為、ストーブかヒーターのどちらかは持っておきたいですね。
石油ストーブ
電気を使わない石油ストーブ!これは本当に暖かい!
しかも、ストーブの上にやかんを置いておけばお湯も湧くし、煮物だって作れます。
もちろん外でも使えます!
価格も1万円を切るものからあり、2~3万円程で12畳分程の部屋でしたら十分暖められます。
カセットコンロ
カセットコンロは暖を取るというより、お鍋やバーベキューなどお料理に使えます。
お料理だけじゃなくお湯を沸かす事もできるので、停電時電気を使えない時でも暖かいものを飲む事もできます。
家族が多い家庭だと1台はあるイメージですが、一人暮らしの方でも1台は持っておいた方が良い1品です!
停電時や災害時は食べ物の確保が最初に浮かびますが、カップラーメン1つとってもお湯が必要です。
いざとなると以外と何が必要なのかパッと思いつかないものです。
必需品の1つではないでしょうか。
湯たんぽ・ホットパック
湯たんぽやホットパックは私は普段から愛用しているアイテム。
湯たんぽはお湯さえあれば、数時間暖かさを確保できます。布団や布にくるめばさらに長持ちします。
ホットパックは電子レンジで数分温めると数時間暖かさを保てます。
停電時や災害時は電気が使えない為、カセットコンロでお湯を沸かす際にホットパックも水の中に入れて、一緒に温めちゃいましょう。
湯たんぽのお湯とホットパックの両方を温められるので一石二鳥です。
体全体を温められるわけではないですが、湯たんぽで足から温めれば体はかなりポッカポカになりますし、ホットパックは肩や首など温めると寒い時のコリ等かなり楽になります。
ホットパックは薬局などで買えるので1つは持っておくと普段使いもオススメです。
使い捨てカイロ
言わずと知れた必須アイテム「使い捨てカイロ」です。
カイロいつでも使える温かグッズで、手で握るだけはもちろん温めたい部位に貼り付ける事でピンポイントの冷えを解消できます。
カイロ単体では暖かさはさほど長持ちしないので、ある程度個数を準備しておきましょう。
カイロで1点気を付けたいのは「低温やけど」です。
生で長い時間触れ続けていると低温やけどを起こす可能性もありますので、以下の点に気を付けて使用する事も重要です。
- 長い時間一カ所にカイロを当てない
- 生肌に長い時間触れさせない
- 熱いと感じたら無理せずカイロをはずす
カセットボンベ・電池・ライター・マッチ
暖房グッズの用意は重要ですが、紹介したアイテムは電気を使わないとはいえ、燃料は必要です。
カセットボンベや電池などは定期的にチェックし、数日過ごせる分はストックしておきましょう。
ライターやマッチは火を起こすのに必要で、石油ストーブには1部火で点火できるものもあります。
またいざとなると外で焚火ができる事も考えると、火を起こすアイテムを用意しておくのも重要です。
ただし、火事だけはくれぐれもご用心ください。
ダウンコート
ダウンコートはインナー1枚でもとても暖かいコートです。
ダウンは断熱をする事で自分の体温で温めます。インナーを沢山着なくても暖かいです。
暖を取りながらダウンコートを着る事で温かさを保つ事ができます。
今はユニクロでも質が良く、手頃なお値段で購入する事ができるのでオススメです。
薪ストーブ
こちらは番外編ですね。
設置するには煙突を付けたり自宅の改装から必要になります。
乾燥したナラの薪なども必要になりますし、普段使うには煙など色々ご近所への配慮も必要となりますので、現在使用していない方は用意が難しいかもしれません。
そもそも電気をまったく必要としない上、暖かさは群を抜いていますので検討中の方は思い切っても良いのではないでしょうか。
まとめ
災害が起こった時の停電はいつ解除されるのか予想もつきません。
特に冬季時の停電は暖房という生命線が断たれてしまう為、飲食以上に大切になってくると思います。
電気が使えなくなると何にも出来なくなってしまう現代、電気に頼り切ってしまうといざという時に大変な事になります。
いざはいつ来るのか解りませんが、いつか必ず来ると考えて準備をしておく事が大切ですね。