パンの手作りには発酵器の使用がオススメです!

イースト(パン酵母)を使用するパン作りには欠かせない発酵。
パン生地をふんわりと膨らませるための大事な工程です。
イースト(パン酵母)の働きを促し上手に発酵させるには、適した温度や湿度があり、その環境を一定に保ちながら発酵時間を取る必要があります。
発酵の方法には様々ありますが、個人的には発酵器を使用する方法がオススメです。
今回、いくつかの発酵方法と発酵器がオススメであるポイントをご紹介します。

パン生地の発酵方法

1.室温発酵

室温に置き発酵させる方法です。
季節により室温や湿度は変化するため、夏は室温や湿度が高めで発酵しやすいですが、乾燥しやすい冬は発酵の見極めが難しいです。

2.湯煎発酵

生地が入ったボウルをさらに大きめのボウル等に入れ、お湯を張り発酵させます。
お湯の温度をこまめに確認し、下がってきたら足す作業が必要になります。

3.オーブンの発酵機能

発酵機能がついているオーブンで発酵させる方法です。
一定の温度設定ができ、スチームで湿度を保つ事ができます。
オーブンなら設定した時間後に完了のアラームが鳴るので、それまでの間に具材やトッピングの準備等、他の作業を行いやすいですね。
ただし、二次発酵をしている間はオーブンの予熱を入れられません。
予熱を入れる時間を考慮し、少し早めにオーブンから出しておく必要があります。
私はこのタイミングが悪く、予熱完了を待つ間に過発酵になってしまうという失敗を何度もしてきました・・・。

4.発酵器での発酵

私は普段、ほとんどこの方法で発酵を行っています。
発酵器下段のヒーター部分に水を入れた付属の皿を置く事で湿度を上げる仕組みです。
温度設定やタイマーが付いており、発酵完了を音で知らせてくれます。
温度・湿度を一定に保つ事ができ、発酵状態を確認しやすく便利です。
又、二次発酵と同時進行でオーブン予熱を入れておく事が可能で、オーブンで発酵を行う時の「予熱待ちの間にうっかり過発酵に!」という事態を防ぐ事ができます。
更に、複数種類のパンを時間差で作っている場合にも、発酵器とオーブンが別々であると時間のロスが少なくて済み、効率良く作業ができ、便利です。
以上の事から、私はこの発酵器を使用した発酵方法が最もオススメです。

オススメ発酵器のご紹介

家庭のキッチンにも置ける、小型の家庭用発酵器が売られています。
スペースにあまり余裕がない場合でも、使用時以外はコンパクトに折り畳みが可能な発酵器もあります。

大正電機 電子発酵器 SK-15

4段に分けたっぷりと天板を入れる事ができ、複数種類をまとめて発酵可能です。

日本ニーダー(KNEADER) 洗えてたためる発酵器 PF102_24H

横開きの扉は左右どちらにも設置できます。
使用時以外は、コンパクトに折り畳みが可能。

日本ニーダー 洗えてたためる 発酵器 mini ホームベーカリー タイマー機能搭載 簡単組立 コンパクト収納 PF110D ホワイト

コンパクトで家庭のキッチンにも設置しやすいサイズ。

まとめ

一定の温度・湿度環境でパンを上手に発酵させるのに便利な発酵器についてご紹介しました。
発酵器を選ぶ際は、庫内の広さ(お手持ちのオーブンの天板が入るかどうか)や、設置場所のスペース、折り畳み収納が可能か等を確認して選びましょう。
ご家庭でのパン作りが一層効率良く、楽しく行えますように!

使用画像

Pixabay

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