迷惑詐欺メールのご紹介第14弾はauを名乗る詐欺です。
そもそもauを契約していないのにメールで届くはずがなく、有り得ないauを騙った詐欺メールが届いています。
こんなメールが届いたら要注意です!
auを騙った詐欺メールの内容
以下がauを騙った詐欺メールの内容です。
※下記本文内に書かれているURLやメールアドレスには絶対にアクセスしないでください。
届いた時期
2022年4月
メールのタイトル
【重要】auサポートの緊急連絡、情報を更新してください。メール番号:○○○
差出人
auto
※※※@ ※※※.cn
本文
(このメールは、配信専用のアドレスで配信されています)
auのお客様
いつもauをご利用いただき誠にありがとうございます。お客様の月間のデータ通信量がご利用中のプランの上限を超過したため、通信速度を低速に制限しております。
通信速度制限中にそのまま使い続けた場合、超過料金は発生しますので、早めに解除手続きの程よろしくお願い致します。予めご了承ください。
【ご会員ID】
⇒アカウントを更新してください
(直接アクセスできない場合は、手動でブラウザにコピーして開いてください)
====================
※このアドレスへの返信は出来ませんので、ご注意ください。
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このメールの注意点
- 通信速度の説明があやふや。
- 通信速度が落ちても、超過料金は発生しない(auサイトに記載あり)
- リンク先のURLがauとは程遠い。全然違う(絶対にクリックしない)
- 「解除手続きをしてください」となっているのに、テキストリンクは「アカウントを更新してください」となっている。
- メール宛先「.cn」は中国
などなど。
auの公式サイトに超過は発生しない旨の記載がある
au公式サイトではしっかりと「超過料金は発生しません」と書かれている。
以下公式サイト引用文章です。
Q.通信速度制限中にそのまま使い続けた場合、超過料金は発生しますか?
A.
いいえ、速度を制限している間に使用したデータ通信量については、超過料金は発生しません。
詐欺メールの特徴
もっともらしい文章ですが、以下の点にご注意ください。
「絶対にクリックしない」が前提です。
差出人のメールアドレスで判断できない時代
昔は差出人のアドレスがそもそもよく分からない所からきていたので判断は簡単でした。現在では見た目本物のメールアドレスで送られてくる事が増えました。
見た目のアドレスはシステム上変更する事が可能なので、アドレスだけで判断はしないでください。
自分の登録名が文章内に無い
登録しているサービスからのメールには、登録名が入ります。大手なら尚更システム管理なので入らない方がおかしいのです。
「山田太郎」で登録しているのなら本来文章の最初に
「山田太郎様」と入るのが普通です。
入っていなければ要注意。
今回は「auのお客様」と内容は深刻なのに、まるでau登録者全員に送るメルマガみたい。
また、メールアドレスで「※※※@gmail.com 様」など、自分のアドレスが様付けされた文章で届く場合もありますが、これもダメです。
アドレスだけ不正に引っ張る事は可能なので、本人メールアドレスで本物の企業メールと思わせているだけです。
日本語がどこかおかしい
気になる方は必ず全文読むようにしてください。
どこからしら日本語の言い回しがおかしい部分がある事が多いです。
またへんな所でスペースが入るなど、日本語を知らない人間が文章を作っているのだろうと予想できます。
例)
本来→ただいま!
詐欺→ただ いま!
ログインなどの案内されるURLが違う
これはパソコンメールの場合は簡単に確認できます。
クリックせずに、マウスをリンク先に乗せるだけでメールソフトブラウザの下の方(メールソフトにより場所は違うかも)に飛び先のURLが表示されます。
スマホの場合は絶対にタップしない事。
どちらにせよ、クリックやタップで押さない事が重要です。
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