疑似クラス「:focus」を使ってフォームの入力欄をフォーカスしてみよう

「:focus」はユーザーの操作で要素がフォーカスされた時にCSSを設定する事ができる疑似クラスです。
フォーカスって何?と思われると思います。フォーカスとは「その部分に合わせる」という意味で、webサイトで解りやすいのは「フォーム」が一番理解しやすいかと思います。名前を入力する欄にフォーカスする事で、入力欄に名前を打ち込む事が出来ます。
今回はフォームの入力欄にフォーカスした時に色を変える方法をご紹介します。

フォームにフォーカスした時に色を変えてみよう

入力フォームがフォーカスされた時に見た目を変化させる設定をしてみましょう。

HTML

<form>
 <input value="">
</form>

CSS

input:focus{
  background: #dddddd;
  color: #ff0000;
}

結果


フォーム欄をクリックすると、背景がグレー、テキストを入力すると赤色になります。
クリックした状態がフォーカスになり、フォーカスを外す(どこか別の所をクリック)すると白に戻ります。

複数のフォームに別々のクラスを設定してみよう

HTML

<form>
  <input class="red-text" value="">
  <input class="blue-text" value="">
</form>

CSS

.red-text:focus{
  background: #dddddd;
  color: #ff0000;
}

.blue-text:focus{
  background: #dddddd;
  color: #0000ff;
}

結果




「red-text」(フォーム上)はグレーの背景に赤字、「blue-text」(フォーム下)はグレーの背景に青時を設定しました。

まとめ

フォームがフォーカスされた時に見た目を変えるのは、ユーザビリティ的(ユーザーの使いやすさ)にも見やすいですね。
別々のスタイル設定はあまりする機会は無いかもしれませんが覚えておいて損は無いですね。

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